オールドレンズ(MFレンズ)を今撮る、というシリーズです。
何でもかんでも一つのブログに埋め込んじゃうのもいいかもね、とやらさせていただきます。
格好付けていくつもブログ作っても分散してしまう。
展開していかないでいつか疎かになり、やめてしまう。
ということを過去から学習しましたので。
以前から好きでこつこつと集めていたオールドレンズをご紹介させていただこうかと思います。
その栄えある一回目は
JUPITER 12 & RICOH GR / A12MOUNT
です!(笑)
まぁ貧乏なB級レンズコレクターとしては順当すぎる順番だと思います。
英語読みするとジュピター、ロシア語ではユピテールというらしいです。
RICOH GXRにA12マウント。L-M変換リングでLeica LマウントのJupiter12 35mm f2.8 を付けた図 |
色々と能書き、講釈の類いを言わなきゃいかんのでしょうけれどもまずは今日どんな写真が撮れたのか見ていただきましょう。
すべてRICOH GXRで撮影しました。
どうでしょうか?
色々と噂されているロシアン・レンズですが意外としっかりと写ります。
ヘリコイドのグリスもかなり抜けててピントリングが固くなっています。
おかげで今日一日撮影してて左人差し指が痛くなってしまいました。
しかもミラーレスでビューファインダーを覗いてピントリングを動かすのでレンジファインダーと比較するとかなりピントリングを動かさないとなりません。
かなり苦痛になってしまいました。
グリス交換しないと行けないんですけれどもヘリコイドの構造がよくわかってないので躊躇しています。
どなたかわかる方いませんか?
この後玉が飛び出た特徴のあるレンズは戦前のZEISSのBiogonのコピーだと言われています。
オリジナルはコンタックスマウントでそれをライカマウントにしているものと思います。
勝手にLマウントにしたのかどうか不明ですがツァイスでも2000本ほどLマウントのもを製造していたらしいのでそれをコピーしたのか独自に製作したのかは不明です。
たぶんLマウントのツアイスオリジナルを参考にしたのでしょう。
僕の持っている個体はレンズ番号からすると1960年製。
マークからモスクワ近郊にあるKMZ工場製(クラスノゴルスク)です。
ひょっとしたらちょっと珍しいかもしれません。
リトカリノ工場製の方が多いような気がします。
もう一本コンタックス・キエフマウントのJupiter12も持っていますがこちらは黒鏡胴でリトカリノ工場製です。
大雑把に前期モデルと後期モデルとがあってアルミ鏡胴が前期、黒鏡胴が後期モデルとなります。
後期モデルはマルチコートっぽいマゼンタのコーティングがなされています。
最近はミラーレス機のマウントアダプターで様々なレンズが取り付けられるようになってきました。
そんな中でもこれだけレンズの後玉が出っ張っていると取り付けられる機種も限られてきます。
今回使ったRICOH GXRとEPSON R-D1そして本家LEICA Mシリーズぐらいのものでしょうか。
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